へんな人

わりと時間がある日々なので、そして暇なときの過ごし方が図書館と散歩くらいしか思いつかない人間なので、けっこうな頻度で図書館へ通っている。
上のイベントに一緒に連れて行ってくれた友人に、ネット(NAVERまとめかなんか)でウミウシの画像を見て衝撃を受けたと話したところ、「宮田珠己という人のウミウシのエッセイが面白かった」と教えてもらったので図書館で借りた。

ウはウミウシのウ―シュノーケル偏愛旅行記

ウはウミウシのウ―シュノーケル偏愛旅行記

著者も中で書いているとおり、ウミウシについての知識が深まることはないけれども、ゆるっゆるのマイペースな著者の人柄に惹かれて読み進める感じ。見た海洋生物のイラストも掲載されているけどそれもシンプルな線画です。一貫して「ただへんてこな形の生物を観察したいだけ」というスタンスを貫き、ダイビングの資格を取ったりなどという本気っぽい行為は避ける。変な人だ。
他の本もただ歩きたくなってひたすら歩いてみた本などがあるらしく、興味をそそられます。


いっとき(今も興味は失っていないが)はまったせきしろにも通ずるものがある、面白みのある本でした。私はこういう人が好きなのだ。



ちなみにウミウシこういった生き物です。すごくたくさんの種類がいるようです。
なんなんだろうこの宇宙的な謎の生物・・・