yonda

おかしな本棚

お家賃ですけど

カキフライが無いなら来なかった

yom yom (ヨムヨム) 2011年 07月号 [雑誌]

私は吉田篤弘のファンなのか。どうなんだ。ああ、能町みね子のファンなのは間違いないです。
「おかしな本棚」の中に「お家賃ですけど」が並んでいて驚いた。そういう偶然もある。
全部読んでいませんと書いてあったけど、読んでいないにしても内容は知っていないとソートもできないわけで。こういう巧妙（でもないか？）に無知ぶっている知識人は一筋縄にいかない。気になってしまう。やっぱりファンに近しいものになっている私だ。

「お家賃ですけど」は小説かと思っていたら日記だった。mixiの日記に加筆した、そうだ。
そう、このくらいの温度で自分の頭の中を記録したいと思う。そしてゆるいけどこの人は自分というものがあまり揺るがない。揺るぎそうになった時の持ちこたえ方がしなやか。

どういう影響の受け方か自分でもわからないけど、この本を読んでから、私はある１日を克明に全部記録してみようと試みた。思った事だけでなくちらっと目に入ったものや触ったもの、誰と何を話したか、誰とどこで挨拶したか。
完成したらけっこう面白いと思ったのだが、本当に全部書いていったところ、まだ昼休みぐらい。そしてもう記憶が曖昧に・・・。思う通りにはいかないなあ。