昼休みのメール

角田光代の「ひそやかな花園」を読んだ。1日で読めた。面白いからだ。ミステリーを読むかの如く先へ先へ。
あー面白かった!
謎がだんだんと解けるというエンターテイメント性に加え、人が人と対話を通して分かり合おうとする美しさよ。
そして女性の芯の強さ。女性作家のこういった女性の描き方に触れると心が熱くなる。

これ、新聞連載時に読んでいたのだけど、途中で読みのがしてしまって、そこから単行本出るまで我慢していた。待ち焦がれたー面白かったー

ひそやかな花園

ひそやかな花園


「わたしを離さないで」の事を少し連想した。でももっと気楽に読めます。深刻度と規模が違うしね。