読んだ

巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))

巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))


はぁー面白かった。
このシリーズの何が面白かったって、巻ごとに違った見所があり、それぞれが違った魅力で読ませるところ。
↓ネタバレはしませんよ


星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

「星を継ぐもの」
→謎解き
なんといっても、月面で発見された人間の死体(どう見ても地球人)が5万年前のものだという謎。
この物語の時代設定は今よりちょっと未来ではあるけど、さすがに5万年前の人類は原始時代。
わくわくした。


ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)

ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)

ガニメデの優しい巨人
未知との遭遇
今度も謎はあるけどここは謎よりも今までと違う目線で「人間」を見ることができたのが面白かった。
価値観や人間味や、他者との関係性。
初めて出会うものや、それを通して自分を見つめ直すことや。
ここでも大きな謎は解けるけど。それより登場人物たちの関わり合いに色々考えた。


巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))

巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))

「巨人たちの星」
→近代的駆け引き
今度は打って変わって組織同士の対立とか騙し合いが連発される。頭脳と科学技術を駆使して。
かなり逼迫した状況になる。
これをどう解決に導くんだという手に汗握る緊張感、これは私「SF」のイメージに一番近い作品だった。
個人的にはダンチェッカー教授に注目した。魅力爆発。
第一作目からの伏線や謎も全てここで解かれる。
今回はハリウッド映画みたいに鮮やか。


で、第4作めがあるんだけどまだ手元に無い。
わー
もう伏線ほとんど無い気がするけどあの人達がまた活躍してると思うと読みたいなー