読んだ。

きょうのできごと (河出文庫)

きょうのできごと (河出文庫)

小川洋子の偏愛短篇箱

小川洋子の偏愛短篇箱

小川洋子のは川端康成内田百輭武田百合子に・・・と、私も好きな作家が多いのですぐ読んじゃった。
読んだことあるのもけっこうあったしな。
吉田知子の「お供え」、何で読んだんだっけなあ?と思ったら講談社文芸文庫

戦後短篇小説再発見10 表現の冒険 (講談社文芸文庫)

戦後短篇小説再発見10 表現の冒険 (講談社文芸文庫)

これだ。
これも良かった。


私は作家に惚れるので短編は短編集で読んで、その1編を偏愛する事はあまり無い。
でもこんな風にひっそりと、ひとつひとつ蒐集するのも、なんだろう、謎めいていて妖しくて魅惑的。
これからちょっとずつ集めようか。


でもかさぶたとか集めちゃう女の子って。やっぱ小川洋子は変態だわ。
だがそこがいい。
好きなんです。ほんと好き。


アルコオル罎の中で、永久に死んでいる物質なんて、この世にありはしない。


私はね、空気とか舞台装置とかねそういうものよりも、文章のリズムとその一文だけで一つの世界ができちゃうような言葉の連なり、そういうのを愛すね。
ロマンチストだ。
や、笑って泣けるのも好きだけど。
いやいや、おちゃめなのも好きだけど。
なんでも好きか。そうか。


あ、なぜか今急激に町田康の事を思った。読みたくなった。



yomyom新しいの出たっぽいな。
SBRも出たし。
明日は本屋行かなきゃな。



人にいっぱい本を借りてしまった。
上の小川洋子のと他に2冊、図書館でも借りてて、読みきれるのか心配。
次から次へ読んじゃって印象薄くなるのも心配。
でも本の貸し借りっていいものよのう。
キャッチボール。