さまさま

また図書館へふらりと出向いて、立ち読み→貸し出し。

2度目。
気持ち悪いんだ。でもすごい引力を持っている。
ホラーっぽくあったり、幻想小説と言ってもいい、現実離れした展開や設定。
とにかくその物語ではそれが現実でありそれを飲み込んで生きている登場人物たち。奇妙。
奇妙な現実でありながらその中で真剣に生きる人々。奇妙。
なんとなく焦燥とか鬱屈としたものを孕みながら。(でもこれは現代社会に生きてる人間なら誰でもそうだ)
で、時々うっとりするような美しい文章が現れたりする。


柴田元幸さまさま
こんな本に出会える幸せ。
柴田元幸サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」を訳してると知って!!

ナイン・ストーリーズ

ナイン・ストーリーズ

これは・・・買おうか な