途中から志村
空気公団の作品集が好きです。
インストの「休日」とか。
- アーティスト: 空気公団,山崎ゆかり,戸川由幸,窪田渡
- 出版社/メーカー: バッドニュース音楽出版
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: CD
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ジャケット荒井良二だよ。
これは図書館で借りてMP3で聴き続けているけど、買ってもいいなと思う。
そんな風にレンタルなどで気に入って実物を買うのが「美しい法則」だ、と志村正彦は言っていた。
どんなにデータ化が進んでも、好きなアルバムはCDで持っていたいという人々の気持ちは絶えないのではないか、と。
同じようにレンタルで聴き始めて結局CDを買ったケースが私にも過去多々あったので
自分の行動が彼のいう「美しい法則」にのっとっていたのかと嬉しかったり。
私は彼の歌声や表情や言った言葉をけっこう覚えている。
国技館で「若者のすべて」という曲を演る前に
(さすがに正確な言葉は覚えていないけど)
自分は悩んだり考え込んでしまったりしてきたけど、どうせ悩むなら立ち止まって悩むよりも歩きながら悩みたい。死ぬまで。
と言っていた。
曲の歌詞にもそういう表現があって、これはノスタルジックだけど前を向いている曲なんだなと思った。
そういう風になろうという決心があるなと思った。
もちろん私自身がそう、傷ついて傷が治り始めるより前に歩き出すような生き方を、するかどうかは別だけど。
別でいいとあの人も思っているんじゃないか。
彼は誰かを変えたいとか思ってなさそうだったからな。
ライブで変な仕掛けをして客が驚くのを見てニヤリとしたり
新曲をやる前に「変な曲なんですけどまあひかないで聴いてください」とか言いながらも顔は自信満々、とか
あ、どうもフジファブリックです、みたいな気の抜けたカミカミなMCとか。
対バンで「蒼い鳥」っていう曲やったときに他のバンドの客が「こっわwww」てなってた事とか。
なんかある時からサビになるとみんなで拳とか人差し指とか突き上げるお約束っぽいノリが嫌になって前の方行かなくなったとか。
おっと自分語りだ
本人がどう思っていようと私は志村の事をずっと覚えています。
ついでに言うならあの遺影と志村會の雰囲気も忘れられない。
フジフジQなんか行きたくありません。
メンバーが今後もフジファブリックとして活動するなら応援します。
急に志村の事が書けた。